サイトの理念

カメラ初心者さんにもわかりやすい内容で
カメラや写真の楽しさをシェアして
撮影する人、される人、
カメラ・写真がうまくなりたい皆様と一緒に
カメラ・写真をめいっぱい楽しむサイトです。

脱!シロウト写真!!
「構図」についてわかりやすく解説します!

コツをつかむと一気にプロっぽくなる!
「構図」のヒミツ

キレイな夕焼け、かわいいペット、
お気に入りのカフェのコーヒー&スイーツ

春は桜、夏は海や山や花火、
秋には紅葉狩り、冬は雪景色などなど・・・

何気ない日常の中に
シャッターチャンスがたくさんあります。

実際に写真を撮ってみると、
どうも思っている通りの写真にならない。
自分がシャッターを押すと、
なんだかイマイチ・・・

自分が感じた
『キレイ!』『ステキ!』
がどこかに消えてしまう。

「自分には写真の才能がないんだ・・・」

こんなお悩みはありませんか?

ちょっとしたコツを覚えると、
代わり映えしないいつもの写真が

『なんかオシャレ!?』
『私が撮った写真じゃないみたい!』

という仕上がりになります。

このページでご紹介する“コツ”は
スマホでも活用できます。

一眼レフタイプのカメラももちろんOK!
早速見ていきましょう!

「構図」って何ですか?

構図
これが、このページでご紹介する
コツ”の正体です。

この構図を意識するだけでも、
無意識にシャッターを
押して撮った写真とはガラリと印象が変わります。

シャッターを押す前に、
あなたが撮りたいモノは何か、
改めてしっかりと認識しましょう。

そして、
「撮りたいモノ」以外のモノ
できる限り写真に写る範囲からは
外すことをオススメします。

撮りたいモノを
アレもコレもごちゃまぜにして
撮影された写真は
あとで見返してみると、

「私はこの時、何を撮りたかったんだっけ・・・?」

という写真になってしまいます。

撮りたいモノだけを残すことで、
被写体を際立たせることができます。

写真は引き算

という言葉もあります。

この手順を撮影前に行うだけでも、
かなり違いますよ。

 

「構図」を意識してみよう

これから代表的な基本の構図を
ご紹介していきます。

『私が撮影すると、なんかイマイチ・・・』
『私にはセンスがないから、ステキな写真なんて撮れないんだ』

そんなことはありません!!

構図を意識するだけでも、
写真が変わってくるのがわかります。

早速、基本の構図を見ていきましょう!

 

基本の構図はこちら!

 

三分割構図

まずは、
この「三分割構図」をご紹介します。

写真に写る範囲を、
タテ・ヨコに三分割します。

タテに3本、ヨコに3本、
ラインが入ると思ってください。

このライン上、
もしくはラインが交わるところ(点)に
主役となる被写体を配置して撮影すると、
バランスのいい写真が撮れるようになります。

この構図は、
いろんなシーンに使えます。

無意識に、ど真ん中に
被写体を置いて撮影してしまう方は
この三分割法を意識してみてください。

シロウトっぽさが、
かなり軽減されます。

白猫と三分割構図

対角線構図

続いては、
対角線構図」です。

先ほどの三分割構図は、
タテ・ヨコに画面を分けましたが、
この「対角線構図」では、
言葉通りナナメに分割します。

対角線のラインに沿うように
被写体を配置してみましょう。

写真に、動きや奥行きがありながら、
写真の全体的なバランスが安定します。

白い小花と対角線構図

S字・C字構図

この「S字構図」「C字構図」は、
曲線を意識した構図になります。

先ほどの三分割法と対角線構図は
直線を意識した構図でした。

S字構図は、
アルファベットの「S」の字のように
被写体を配置する構図です。

曲がりくねった道や川、海岸線など
曲線に特徴のある風景を撮影する時に使うと
柔らかい印象に仕上がります。

C字構図は、
アルファベットの「C」の字のように
配置する構図です。

こちらは、
普段の食事やカフェのスイーツが乗ったお皿など
丸いものの端をわざとカットして撮ると
「C」の字の配置になります。

お皿全部をフレームに収めて撮影するよりも
印象がガラリと変わります。

 

日の丸構図

文字通り、
日本の国旗「日の丸」のように
主役となる被写体を、
“どーん”とど真ん中に配置する構図です。

あなたの撮りたいモノが
イチバン伝わります。

ただ・・・

撮り方によっては
平凡な写真に仕上がってしまうこともあります。

なんにも意識せずに撮った写真と
変わらなくなってしまうことも。

ちょっと難易度が高い構図だったりします。

あなたの撮りたいモノがハッキリわかるように
主役の被写体を大きく写して、
絞りを開けて
背景をぐっとぼかしたり、
余分なモノは写真に写る範囲から
思い切って外すなど
工夫してみてください。

 

シンメトリー構図

上下、もしくは左右が対称になる構図です。

人口建造物や、神社の鳥居など、
左右対称にして撮影すると
とても安定感ある仕上がりになります。

注意点としては、
建物の水平・垂直のラインや
海を撮影する場合は水平線がナナメになっていると、
なんだか落ち着かない
不安定な写真になってしまいます。

カメラを手持ちで撮影すると、
気がつくと傾いていることがあります。

カメラによっては、
カメラが傾いていることを教えてくれる
水準器”をファインダー内に表示できるものもあります。

何度か撮影してみて、
傾きのない安定した写真が撮れるように
トライしてみてください。

シンメトリー構図

横写真と縦写真

カメラを普通に構えて撮影すると、
横長の写真になります。

横位置の写真は、
人間の目に違和感なく
自然な感じで見ることができます。

持ち方を変えると、
カメラは縦位置でも撮影することができます。

高さのあるもの、
奥行きを表現したいときなど
横長の写真だけでなく、
縦位置の写真も撮影してみてください。
構え方は、右手を上にして、下から左手でレンズを支えて
カメラを安定させましょう。

右手を下にする方法でも大丈夫です。
くれぐれもシャッターボタンを押す瞬間に
手ブレしないようにしてください。

私の場合は、
横位置の写真と縦位置の写真両方を撮影して
どれを使うかは
家に帰ってからじっくり考えています。

横位置と縦位置

地元のダムを
横位置と縦位置で撮影した写真です。

横位置の写真は、
ダムという大型建造物のの壮大さが伝わってきます。

縦位置で撮影すると、
ダム本体の高さと深さがより一層際立ちます。

 

いろいろなコツをご紹介します

『私が撮る写真はいつも変わり映えしないなあ・・・』
『他の人の写真は、なんであんなに素敵なんだろう?』

構図を意識する以外にも、
ちょっとしたことを気をつけるだけで
普段とは違った写真を
撮ることができるようになります。

高価な機材を買い足さなくても
ムズカシイ知識を
頭に詰め込まなくても大丈夫。

ほんの少し意識するだけで
あなたの写真が変わります。

ここでは、
ちょっとした一工夫をご紹介します。

詳しく見ていきましょう!

 

画角を変えてみる

画角”とは、
カメラで写真を撮影する時に
実際に写る範囲のことをいいます。

広角レンズは画角○○°、望遠レンズは○○°
といったように
角度で表されます。

広角レンズは
画角が広くなり(写る範囲が広い)、

広角レンズの画角
望遠レンズは
画角が狭くなります(写る範囲が狭い)。

望遠レンズの画角

同じ景色やモノを撮影していても、
写る範囲が広いと、
写真から得られる情報が多く
説明的な写真になります。

グッとアップにして撮影すると、
主役となる被写体がより強調されて
『コレを撮りたい!!』
というあなたの意図が明確になります。

ズームレンズであれば
広角側(写る範囲が広い方)にしたり
望遠側(写る範囲が狭い方)にしてみたりして
いろいろ撮影してみましょう。
画角の比較図

目線の高さや角度を変えてみる

『自分の写真は、なんだかパッとしないなあ・・・』

ステキな被写体を見つけて、
シャッターを切っても、なんかイマイチ。

他の人の写真は、
ってもステキに感じるのに・・・

そんな時は、
目線の高さを変えてみましょう。

例えばお散歩途中に
いつもは足を止めて、
立ったままシャッターを切っているとします。

しゃがんで撮影したり、
床に寝そべって撮影すると
低い角度から見上げるような写り方になります。

天井や空がダイナミックに写りこんで
ガラッと印象が変わります。

また、
高い位置から見下ろすように
撮ってみるのもありです。

自撮りをする時は、
カメラやスマホを顔の高さよりも
斜め上から撮ることで
顎にかけてのラインがシャープに写ります。

このように、
カメラの高さや角度を変えるだけでも
同じ被写体でも
ガラッと印象を変えて撮ることができます。

ハイアングルと水平アングル

手前のモノをぼかしてみる

 

主役となる被写体のまわりに
主役を引き立てるモノがある場合は
それも一緒に写してみましょう。

あくまでも
主役となる被写体の邪魔に
ならないようにしましょう。

主役の被写体にピントを合わせて、
脇役になる被写体を
ぼかして写しこむと奥行きが出て、
主役となる被写体がより引き立つようになります。

手前のモノをぼかした写真

被写体と背景の色に注意

ステキな被写体を見つけて、
シャッターを切る前に
背景をどうするかよく考えましょう。

春は桜の季節ですが、
曇り空を背景にすると、
さくらの花びらの薄いピンク色が、
雲の灰色に溶け込んでしまって目立ちません。

青空を背景にすると、
うすいピンク色が見事に引き立ちます。

どうしてもお天気の良い日に
撮影に行けないときは
茂みの深い緑色を背景にするなど
主役となる被写体が
引き立つような背景を選ぶようにしましょう。

桜と曇り空と青空

他の桜を背景にする

被写体の“特徴”を引き立てる

『コレを撮りたい!』
という被写体を見つけた時に、
どの位置から撮るか
写真の仕上がりが変わってきます。

山盛りに盛られたお料理なら、
横や斜め上から撮影して、
ボリューム感を出してみましょう。

上方向から撮影すると、
こんもりと盛られた高さが
わかりにくくなります。

肉厚ステーキは横や斜めから撮ると
肉そのものの厚さや
焼き色や肉の断面がよりハッキリと撮影できます。

 

H3:反射・逆光を利用する

風のない無風に近い状況であれば
周りの景色が
水面に鏡のように写りこむ
鏡面反射を利用した写真を撮ることができます。

湖や川、
田舎であれば田植え前後の水田に
景色が写りこむことがあります。

順光・サイド光・逆光という言葉を
聞いたことがありませんか。

順光は、
被写体の正面から
光があたっている状態です。

被写体の色味そのものを
写すことができます。

逆光は、
被写体のうしろから
光があたっている状況です。

花を逆光撮影する時は、
逆光で花びらが透けて
順光で撮影するのとは印象がガラリと変わります。

ひまわりを順光と逆光で撮影

風景写真は水平に気をつけましょう

どれだけステキな風景を写真に収めても
斜めに撮られていると、
不自然な感じになります。

『なんだか・・気持ち悪い感じがする・・』

そう思ったら、
斜めになっていないか確認してみましょう。

水平線や地平線といった横のライン、
建物などの垂直のラインが
斜めになっていないか
撮影する時に注意しましょう。

最近のデジタルカメラには、
ファインダーや液晶モニターに
水準器を表示できるものがあります。

表示できる場合は利用しましょう。

水平がきちんと撮れていると
写真そのものが安定して
言葉にならない違和感を感じることがなくなります。

イメージセンサー?フルサイズって何?
わかりやすく解説します!

イメージセンサーって何ですか?

今の時代、家電量販店に行くと
画質の良い一眼レフカメラや

ミラーレス一眼カメラが
たくさん並んでいますよね。

一眼レフカメラに限らず、
スマホについているカメラも
驚くほど画質が良いです。

この“画質の良さ”を支えているのが
イメージセンサー
なんです。

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラにとって
非常に重要なパーツです。
最近では特に、
性能の向上や軽量化が進んでいます。

難しいことを知らなくても
シャッターボタンを押せば写真は撮れますが、
理解を深めていくと
カメラライフがさらにさらに楽しくなります。

カメラ用語は、
どうしても難しいイメージがありますが
できるだけわかりやすく解説していきますね!

イメージセンサーについて

イメージセンサーとは、
カメラ内部にある半導体(撮像素子)です。

デジタルカメラや、
スマートフォンに使用されています。

カメラのレンズから、
カメラ本体の中に光が入ってきて
イメージセンサーで像が結ばれて
撮影データとしてデータ転送を行うことで
写真を撮影しています。

カメラのレンズが
人間の眼でいう水晶体だとすると
イメージセンサーは網膜の役割ですね。

写真の仕上がりを握る、
まさにカメラの心臓部といっていい箇所です。
イメージセンサーについて

 

“フルサイズ”って何ですか?

家電量販店のカメラコーナーへ行くと
“フルサイズ”や“APS-C”という言葉を
よく目にすると思います。

これは、
先に述べたイメージセンサーの大きさや
種類のことをいいます。

このセンサーのサイズが大きければ大きいほど
写真の画質はよくなります。

 

よく聞く“フルサイズ”と“APS-Cセンサー”

“フルサイズ”は
約24.0㎜×36.0㎜の大きさの
イメージセンサーです。

デジタルカメラが普及する前は、
フィルムカメラが使われていました。

フィルムカメラ全盛時代に最も使用されていた
135㎜フィルムの画面サイズ24.0×36.0㎜が
現在のフルサイズです。

フィルムカメラで使っていたレンズが
フルサイズのデジタルカメラなら
同じように使えるので
デジタルカメラでも定番の
センサーサイズとなっています。

カメラが好きな方によっては、
1本何万円もするレンズを
何本も所有している方もいます。

レンズ全てを買い直すよりも
断然経済的です。
かつ、高画質で撮影できる、
というわけです。

“APS-Cセンサー”は、フルサイズよりも
ひと回りセンサーサイズが小さくなっています。

その分、
カメラ本体の価格が抑えられました。
画質はよく、
カメラ本体は使いやすい大きさになったので、
このセンサーサイズのカメラが
いろんなメーカーから販売されています。

 

センサーサイズの種類と比較図

センサーサイズ比較図
こちらは、主に使われている
センサーサイズの大きさを比較した図です。

デジタル一眼レフで採用されているのは、
“フルサイズ”“APS-Cセンサー”、“フォーサーズ”です。

先ほどご紹介した“フルサイズ”は、
価格は高いですが
写真のは他のセンサーサイズと比較しても優れているため
中上位モデル以上の高級機に搭載されることが多いです。

“APS-Cセンサー”は
小型化を実現しながらも高画質なので
初心者さん向けのデジタル一眼レフカメラに
搭載されることが多いです。

“フォーサーズ”は
APS-Cセンサーよりもひと回り小さいセンサーです。
こちらは、パナソニックとオリンパスの
ミラーレス一眼カメラのみに搭載されているサイズです。

コンパクトデジタルカメラに
搭載されているセンサーサイズは
1/1.8型(約7.18×5.32㎜)や1/2.3型(約6.2×4.6㎜)、
携帯電話やスマートフォンには
1/3.2型や1/4型のさらに小さいサイズの
イメージセンサーが使われています。

スマートフォンでも
十分画質の良い写真が撮れますが、
デジタル一眼レフカメラが
画質がよいのが納得できます。

 

フルサイズの方が画質が良い理由

センサーサイズ比較図を見てみると、
フルサイズの大きさが一目でわかります。

センサーサイズが大きければ、
その分より多くの光を取り込むことができます。

白トビや黒くつぶれるようなこともなく
色合いや明暗といった階調が
豊かに再現されるので画質がよくなります。

 

センサーサイズで撮影する範囲が変わる

“APS-Cセンサー”よりも“フルサイズ”の方が
センサーサイズが大きいので、
その分、より広い範囲を撮影することができます。

“APS-Cセンサー”は、
同じ焦点距離のレンズで撮影した場合
“フルサイズ”よりも画角が少し狭くなります。

広く大きく写し取りたいときには不利ですが、
遠くの被写体を望遠で撮影する時には
この特徴を活かすことができます。

フルサイズとAPS-Cの画角の比較

 

センサーサイズで、ボケの量が変わる

センサーサイズが大きいと、
ボケの量が多くなるという特徴があります。

F値を開放にして
背景をぼかして撮影する時は
特にその特徴を最大限に活かすことができます。

 

センサーサイズで、色や階調表現が変わる

センサーサイズが大きい方が
より多くの光を取り込むことができるメリットがありますが、
日中などの光の量が充分に撮影条件だと
そこまで不都合を感じません。

最近のカメラは
性能が著しく向上しているので、
APS-Cセンサーのカメラでも
撮影を十分に楽しむことができます。

 

センサーサイズで、夜景がよりキレイに撮れる

夜間の光が少ない状況においては
フルサイズの方に軍配が上がります。

センサーサイズが大きいと
光の量をたくさん取り込めることは
何度もお伝えしていますが
夜間といった光が少ない状況では
そのわずかな光でも集める能力が
APS-Cセンサーよりも高いのです。

暗い場所でISO感度を上げて
撮影したときでも
ノイズが抑えられ、
細かなディテールまで撮影することができます。

夜間や暗い場所での撮影では
フルサイズ機が本領を発揮します。

 

センサーサイズで、カメラ本体の大きさが変わる

センサーサイズが大きいと、
その分カメラ本体の大きさが大きくなります。

加えて、
カメラ本体のお値段も高くなります。

家電量販店のカメラコーナーに
標準ズームレンズや望遠ズームレンズがついた
レンズキットがあります。

このカメラに多く搭載されているのが
APS-Cセンサーです。

フルサイズセンサーを搭載しているカメラは
本体だけ(レンズなし!)でかなりいいお値段になります。

レンズを買わないと撮影できません。
レンズもいいお値段します。

そのほかの周辺機材を
揃えるだけでかなりの金額になります。

 

センサーサイズで、使えるレンズが変わる

フルサイズとAPS-Cでは、
カメラに取り付けられるレンズが違います。

デジタル一眼レフは、
レンズ交換をすることで
いろいろな撮影方法を
楽しむことができるのが醍醐味です。

交換レンズは、
センサーサイズの大きさに合わせて
設計・製造されています。

そのため、
フルサイズセンサーを搭載しているカメラに
APS-Cセンサー専用のレンズを使うことはできないのです。

マウントサイズ(レンズとカメラ本体の接点部分)が同じで
取り付けることができたとしても
ファインダーをのぞくと
四隅に黒い部分が出てしまいます(ケラレといいます)。

ほかにも、オートフォーカスが作動しないなど
不具合が発生するため
専用でないレンズを使うことはお勧めできません。

これからデジタル一眼レフを購入したい
とお考えならば、
カメラ本体はもちろんですが、
レンズや本数、SDカードなどの記録媒体、
カメラやレンズを収納するカメラバッグ、
レンズ表面を保護する
プロテクトフィルターなども含めて
予算に収まるかどうか、
検討されることをオススメします。

80D本体とレンズ

 

画素数と画質の関係

「画質」という言葉とともに
「画素数」という言葉もよく耳にしますね。

フルサイズのデジタル一眼レフと
APS-Cサイズのデジタル一眼レフの
画素数が同じだった場合、
ひとつの画素(1ピクセル)が取り込める光の量は
2倍以上の差があり、フルサイズだと
それだけ多くの色情報を得ることができます。

下の図は画素数のイメージ図です。

同画素数時の面積比較

一つの正方形が1画素だと考えてください。

APS-Cサイズよりも、フルサイズの方が
一つ一つの正方形の大きさが大きいですね。

その分、
より多くの光や色情報を得ることができるわけです。

 

高画素数=高画質というわけではない!!

最近のデジタル一眼レフカメラや
ミラーレス一眼レフカメラだけでなく
コンパクトデジカメやスマートフォンも
高画素数のモノが増えています。

実は、
高画素数だと写真の画質も良い、
とは一概に言えないのです。

『画素数が高いなら、画質も良いに決まってるじゃん!!』
という声が聞こえてきそうですね。

先ほど、
フルサイズとAPS-Cサイズで
同じ画素数のイメージ図がありました。

フルサイズの方が一つ一つの正方形が大きく
その分光や色の情報を得られる、
とご説明しました。

ここで、
センサーサイズの大きさが同じで
画素数が異なる場合の以下のイメージ図を見てください。

同じサイズで画素数が違うときの面積比較

センサーサイズの大きさが同じ場合、
画素数が多いと、
一つ一つの正方形が小さくなっています。

一つの正方形が小さくなると、
1画素が光を受け取れる面積が少なくなります。

その分、光や色の情報が少なくなり
画質が悪くなる場合があります。

センサーサイズが小さいけれど高画素数
という場合は注意が必要です。

 

画素数は高ければ高いほどいいの?

画素数が多い画像は
大きく引き延ばしても
キレイに印刷することができます。

約2000万画素あれば、
A3の大きさまで印刷可能です。

趣味でカメラをお持ちの方で
大きなポスターサイズに印刷することは
あまりないと思います。

L判や2L判に印刷してプレゼントしたり
SNSでシェアするといった用途であれば
充分に楽しめるでしょう。

仕事としてカメラを使って
ポスターサイズやA1、A0サイズに印刷する場合は
2000~2400万画素あるとよいと言われます。

各メーカーから発売されているカメラも
同じような画素数になっています。

A0の大きさ:
新聞を広げて、長辺同士を合わせて2枚つなげた大きさ
(841×1189㎜)
A1の大きさ:
新聞を広げたくらいのサイズ
(594×841㎜)

余談ですが、
画素数が高くなればなるほど、
画像データ1枚当たりの容量が重くなります。
パソコンやハードディスクに保存する時に
その分容量が必要になります。
また、現像や画像処理、修正をする場合には
画像を開くにも、保存をするにも
ハイスペックなパソコンでないと
作業スピードが遅くなって、
効率が下がることも考えられます。

 

まとめ

イチバン画質の良い写真を撮影できるのは
フルサイズのイメージセンサーを搭載したカメラ!
ですが、
その分お値段も張ります。

最近のカメラは性能が向上していて
初心者さん向けのカメラや中級機でも
画質の良い写真が撮れます。

カメラやレンズのことはもちろんですが
自分のご予算や、
どんな風に使っていきたいのか、も大事です。

写真がうまくなりたいのなら
たくさんシャッターを切った方がいいです。

カメラ片手に気軽にお出かけできる大きさや
シャッターチャンスに出会えた時に
サッと取り出せる手軽さ、
バッグに入れても持ち運びが苦にならない重さ、などなど。

せっかくいいカメラを買ったのに
大事すぎて、
ずっと部屋に飾ったまま、
なんてことになってしまったら
カメラが上手くなることはありません。

家電量販店などで
実際にカメラを手に取ってみて
あなたの手にしっくりくるカメラを選んでください。

カメラ用語の「EV」って何のこと?

カメラの用語は、
むずかしいものが多いですよね。

意味を調べようとして取扱説明書を見たり、
ネットで検索してみても
説明自体に専門用語がてんこ盛りで
なおさら、わからないカメラ用語が増えてしまう・・・

私も一眼レフを持ったばかりの頃はそうでした。

今回のテーマ
「〇〇EV」「〇〇」もその一つ。

「EV」の意味については、
AE(自動露出)で撮影している時は
特に気にしなくていい項目だったりします。

AE(Auto Exposureの略)とは、
カメラが撮影しようとしているものの明るさを
自動的に判断して露出を決める機能
のことを言います。

「撮影モード」と呼ばれることが多く、
「プログラムAE」ならシャッタースピードと絞り、
「シャッタースピード優先AE」なら絞り、
「絞り優先AE」ならシャッタースピードを
撮影しようとしてシャッターボタンを押した時に、
カメラが自動的に決めてくれます。

カメラに慣れてくると、

「もう少し明るく撮りたいな」
「明るさはこのままで、背景をもう少しぼかしたい。」

といった欲が出てくる時期があります。

この時に、
EV」のことを知っていると
思い通りの写真が撮れるようになります。

このページでわかりやすく解説していきます!

カメラ用語「EV」をわかりやすく
解説します!

カメラ雑誌を手に取って読んだり、
カメラ経験者の方と話したりすると

「私はプラス1/3段で撮ることが多い」
「この場合は1段絞るといい」

という感じで、文章や会話の中に
さらっと出てきます。
カメラデビューしたての頃は、

「そうなんですか。やってみます。(汗)」

とわかっている風に答えてましたが、
内心ドキドキでした。

「EV」「段」について知ると、

『そうか!
こういうことを言っていたのか』

と、理解が一気に深まります。

少しずつ見ていきましょう。

「EV」「段」は実は同じ意味

結論から言いますと、
「EV」と「段」は“同じ意味”なんです。

日本語では「段」、
英語では「EV(Exposure Value)」
と表記されます。

露出補正を意味する時は「EV」が、
F値やシャッタスピードを表すときは「段」が
使われることが多いと言われています。

このページでは、
「EV」を主として説明していきます。

「EV」とは明るさの単位のこと

「EV」と「段」は
同じ意味”だと先ほどわかりました。

それでは次に、
「EV」という言葉は
写真の“何”を示しているのでしょうか?

その答えは・・・

明るさ』です。

ある明るさから、
どれだけ明るいか、
もしくは暗いかを表す単位のことを言います。

まず最初に、
基準となる明るさ
(例として出された写真など)があって
そこから明るくする、
暗くするという風に使われることが多いです。

EV値の基準について

EVには、

基準値があります。

まずは、
この基準値をしっかり覚えておきましょう。

カメラのISO感度が「ISO100」の時、
シャッタースピードは「1秒」、
絞り(F値)が「F1.0

この条件で写真を撮影した時
適正露出になる被写体の明るさが
EV0』となります。

EV値の明るさの目安について
(撮影したいシーンのEV値)

EV値は、明るさが2倍、4倍、8倍に増えると、
EV1、EV2、EV3と増えていきます。

逆に明るさが1/2倍、1/4倍、1/8倍と減ると、
EV-1、EV-2、EV-3と減っていきます。

表にすると、以下のようになります。
EV値と明るさの一覧表
表を見ると、
EV値の欄はスッキリと見やすいですが、
倍率で表すと、
5桁の不規則な数字が並んでいて
スゴイことになっています。

EV値とは、
光の明るさを倍率で表すと
桁数が多くてものすごく見づらいので
もっとずっとわかりやすい数値にしたもの、
と考えて頂いて差し支えありません。

1EVってどのくらいの明るさなの?

例えば
「1EV明るくする」場合、
写真の明るさはどのくらい変わるのでしょうか?

「1EV明るくする」
これは、ある基準の明るさから、
光を2倍多く取り込んだということになります。

「2EV明るくする」のなら、
2倍×2倍=4倍光を多く取り込んだ
ということを意味しています。

暗くする場合も同様です。
「1EV暗くする」
これは、ある基準の明るさから、
光を1/2倍減らした
ということになります。

「2EV暗くする」のなら、
1/2倍×1/2倍=1/4倍光を減らした
ということになります。

明るさが変わる要素は3つあります

写真の明るさを決める要素は、
「シャッタスピード」
「絞り」
「ISO感度」
の3つがあります。

EVの数値が変わる要素も3つある、
ということになります。

「1EV明るくする」場合、

・シャッタスピードを2倍遅くする
・絞りを2倍開く
・ISO感度を2倍高くする

この3通りあるわけです。

露出って何?

「露出」とは、
写真の明るさを決める大切な要素のことです。

撮像素子(イメージセンサー)に
あてる光の量を調節して、
写真の明るさをコントロールして、
被写体の像をデータとして保存します。

被写体の状態がきれいに撮れている明るさや
撮影者であるあなたがちょうどいいと感じる明るさを、
適正露出といいます。

絞り(F値)で光がレンズを通ってくる
シャッタースピードで光がレンズを通ってくる時間
ISO感度で光に対する反応のしやすさ
それぞれ調整して、
写真の明るさを調節しています。

露出を変えると何がどうなるの?

露出を変えると、
写真の明るさが変わります。

露出は非常に重要です。
とってもとっても重要です!(念押し!

今では、
スマホやコンパクトデジカメのシャッターを押すだけで、
何も考えなくても
キレイな写真が撮れるのが普通になっています。
露出の設定を間違えると、
明るすぎたり暗すぎたりする失敗写真になってしまいます。

どんなに素晴らしい被写体も
シャッターチャンスも
露出が適正でないと
本当に残念な結果になってしまいます。
写真の明るさと暗さ

シャッタースピードとEVについて

シャッタースピードを表す数値として
TV値」があります。

テストがあるわけではないので
丸暗記とかはしなくても大丈夫です。
これから説明することを、
「ふ~ん、へ~、そうなんだ~」と
さらっと読み進めていただければOKです。
TV値とシャッタースピード

表のように、
シャッタースピードが1秒の時、
TV値は0(ゼロ)。

シャッタースピードが
2倍、
4倍(2倍×2倍)、
8倍(2倍×2倍×2倍)になると

TV値はTV1、TV2、TV3、・・・
と増えていきます。

逆にシャッタースピードが
1/2倍、
1/4倍(1/2倍×1/2倍)、
1/8倍(1/2倍×1/2倍×1/2倍)になると

TV値はTV-1、TV-2、TV-3
と減っていきます。

EV値は明るくなると
EV値の数値も大きくなっていきますが、
TV値の場合は、
数値が大きくなると光の量は減る
という特徴があります。

絞りとEVについて

シャッタースピードを表す数値として
「TV値」があるように
絞りを表す数値もあります。
AV値」といいます。
絞りとAV値
絞りの場合は、
F1.0の時AV値0(ゼロ)で、
F値が1.4、2.0、2.8と大きくなると
AV1、AV2,AV3と増えていきます。

TV値の場合は、
数値が大きくなると光の量は減る、
という特徴がありました。
AV値も、
数値が大きくなると光の量は減っていきます

ちなみに、
F値の数値は1.4倍ずつという
中途半端な増え方をしていきます。

これは、
光が通る面積が半分になるためです。

レンズ開口部の直径が単純に1/2ではなく、
1/√2(1/1.414…)になるから。

算数や数学が苦手な方は、
さらーっと読み進めてください。

EV値とAV値とTV値の関係について

EV値は、
明るくなるとEV値の数値は大きくなり、
TV値とAV値は、
数値が大きくなると光の量は減る
とご説明してきました。

このことによって

EV値=TV値+AV値

という式が成り立ちます。

例として、
ある晴れた日に撮影に来たとします。

この時のEV値が14とします。

絞りはf8.0で撮りたいなあと
思っているので、
AV値は6になります。

上の式に当てはめてみると、
EV14=TVx+AV6
TVx=EV14-AV6
TVx=8

TV8である1/60秒で撮影すれば
適正露出を得られる、
という計算になります。

「露出は大事!重要!」
「絞りがどうの、シャッタースピードがどうの」
ということがわかっていても、
いざ撮影したい被写体や風景に出会ったときに

「適正露出をどう導き出せばいいかわからない」
「何か明確な数字で出せる方法があるといいのに」

という方は参考にしてみてください。
ちなみに
EV値が14になるTV値とAV値の組み合わせは
以下のようになります。
EV値の表

縦軸はTV値(シャッタースピード)、
横軸はAV値(F値)が示されています。
TV値とAV値が交差した箇所の数値が
EV値となります。

オレンジ色になっているところを
見てください。
シャッタースピードと絞りの
組み合わせは違っていても、
EV値はどれも14になっていることが
おわかりいただけると思います。

どの組み合わせを選ぶのかは、
あなたが撮影したい風景や被写体を

どのように撮りたいのか によって変わってきます。

絞りをできるだけあけて
背景をぐっとぼかしたいなら
一番下の組み合わせ、

被写体も背景も
ピントを合わせて撮りたいなら
絞りを絞り込む一番上の組み合わせになります。

EV値、TV値、AV値の関係性が
理解できていると、
適当にシャッタースピードや
絞りをいじってしまって
変に暗く(明るく)なってしまったり、
背景が良い感じにボケていたのに
なんか違う感じになってしまった!
という失敗を減らすことができます。

1種類のEV値だけでも、
TV値とAV値の組み合わせが
たくさんあることがわかりますね。

先ほどのの換算表で、
EV値を導き出すための
TV値とAV値の組み合わせを
調べることができます。

数値がいっぱいあって、
目がチカチカしそうですが、
自分が撮影したい明るさのEV値をあらかじめ決めて
そのEV値が示されている
TV値とAV値を見ていくようにするといいです。

一つだけではなく二つ組み合わせてもOK

数値を動かすのは1種類のみ!
というルールがあるわけではありません。

適正露出の範囲であれば、
失敗写真になる確率はグンと減りますので
いろいろ試行錯誤してみましょう。

背景をぼかしたいから
絞りは一段あける、
光が増えると写真が明るくなりすぎるから
シャッタースピードを速くして
光の量を減らそう
(プラス1EV→マイナス1EV=プラマイゼロ)

もっと明るくしたいから、
絞りとシャッタースピードを
1段ずつ上げよう
(2EV分明るくなる)

こんな感じでOK!

ISO感度との関係

ISO感度についても見ておきましょう。

このページでは、
ISO感度は「ISO100」に固定して進めてきました。
ですが、
夕暮れ時や暗い室内だと
適正露出が得られないケースが出てきます。
ISO感度が変わった時に
どのように考えればよいかお伝えします。

ISO感度は、
ISO100をISO200にした場合、
EV値を1段増やします。
ISO100をISO50にした場合は、
EV値を1段減らします。
(カメラの機種によっては、
ISO100より下の設定はないものもあります)

例を出すと、
被写体の明るさが
EV12(曇り)の時に
ISO感度をISO100からISO200にした場合、

EV12に1を足して、
EV13とします。

このEV13となる
TV値・AV値の組み合わせを選べば
適正露出を得ることができます。

以下の早見表を参考にしてみてください。
ISO感度と補正段数
先ほど出てきた
EV値・TV値・AV値との関係は

EV値=TV値+AV値ーISO感度の補正段数
と表されます。

例えば、
曇りの日に(EV値12)、
絞りf8.0(AV値6)で
ISO感度400(補正段数2)の場合

先ほどの式に当てはめてみると
EV値=TV値+AV値ーISO感度の補正段数
EV12=TVx+AV6-補正段数2
TVx=EV12ーAV6+補正段数2
TVx=8

TV値8にあたる1/250秒で撮影すれば
適正露出になります。

まとめ

EV値がわかると、
おおよその明るさや適正露出を得るための
TV値やAV値が導き出せることがわかりました。

実際にシャッターを切って
写真の仕上がりを見てみましょう。

「写真自体はきれいに撮れてる。
背景をもっとぼかしたい(背景もクッキリ写したい)
もっと明るめ(暗め)だとどんな感じかな?」

適正露出の範囲なら、
いろいろ設定を変えられますので
『あなただけの一枚』を探してみてください。

時間がたつのも忘れてしまうかも!

カメラ用語「レンズ」について
わかりやすく解説します!

レンズってどういうもの?

レンズは、一眼レフタイプの
カメラに装着されている円筒型の部分です。

このレンズを通して、
被写体や光を取り込んで撮影するわけです。
スマホやコンパクトデジカメだと、
本体の中にレンズがあるので
あまり意識しないかもしれません。

一眼レフカメラが、スマホなどに比べて
いろいろな写真の撮り方ができるのは
撮りたい被写体に合わせて
「レンズ交換」ができるから、
これに尽きます。

ただ、レンズは種類が多く、
専門用語もたくさん出てくるので

『これから一眼レフを始めたい』

と思っている初心者さんには
敷居が高く感じられるかも。

そんな初心者さんに向けて、
それぞれのレンズの特長や
「このシーンにはこのレンズ」といった
判断の仕方をお伝えしていきます。

焦点距離とか画角って何ですか?

『焦点距離』

聞きなれない4字熟語が出てきましたね。
カメラ用語はいちいち
難しく感じる用語が多いですが、
わかりやすくかみ砕いて説明していきますよ。

「焦点距離」とは、
撮影しようとしてピントを合わせた時の

「レンズからイメージセンサー(撮像素子)までの距離」

のことを言います。

焦点距離は、
28㎜、55㎜、100㎜
といった数値で表されることが一般的です。

焦点距離が変わることによって、
画角(=写真に写る範囲)も変わります。

「焦点距離が長い=画角は狭い」ってどういうこと?

焦点距離が長いレンズは
画角が狭くなります。
望遠レンズの焦点距離と画角
そのため、
被写体からカメラまでの距離が同じ場合、
写真に写る範囲は狭くなります。
望遠レンズの画角

「焦点距離が短い=画角は広い」ってどういうこと?

焦点距離が短いレンズは
画角が広くなります。
広角レンズの焦点距離と画角
そのため、
被写体からカメラまでの距離が同じ場合、
広い範囲を写すことができます。
広角レンズの画角

標準レンズ・広角レンズ・望遠レンズって何がどう違うの?

標準レンズは、
焦点距離が50㎜前後、画角が46度前後の
レンズのことです。

画角が広いレンズを
広角レンズ(写真に写る範囲が広い)、

画角が狭いレンズを
望遠レンズ(写真に写る範囲が狭い)

といいます。

それぞれの画角の違いをわかりやすく解説!

標準レンズは、人間の目で見た感じ
一番近いレンズだと言われています。
自然な遠近感で撮影できるという特長があります。

広角レンズは、
標準レンズより画角が広いレンズのことを言います。
20㎜や28㎜、35㎜などの数値があります。
画角が広いため、
広い範囲を写すことができます。

注意点としては、写真の周辺部に
ゆがみが出ることがあります。
写真の周辺部に人の顔や
ペットなどの動物が写りこむと
不自然にゆがんで写ることがあります。

望遠レンズは、
標準レンズより画角が狭いレンズのことを言います。
100㎜や200㎜、300㎜などの数値があります。
遠くの景色や動物、天体を
引き寄せて撮影することができます。
遠くの被写体を大きく写して、
近くの被写体との大きさの差が少なくなる
「圧縮効果」という特長を持っています。

望遠レンズの圧縮効果

レンズの種類による一般的な画角は

超望遠レンズ 8度~1度
望遠レンズ 15度~10度
標準レンズ 50度~25度
広角レンズ 100度~60度
魚眼レンズ 最大で180度(180度より広いものもある)

こんな感じになっています。

レンズの種類について

今まで出てきたレンズが代表的なものになります。
ネットショップや家電量販店の
カメラコーナーなどを見ていると

「単焦点レンズ」「ズームレンズ」

といった言葉が出てきます。

またまた聞きなれない言葉が出てきました。
こちらもわかりやすく解説していきますね。

大別すると「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」

レンズはざっくり大きく分けると、
「単焦点レンズ」か「ズームレンズ」
に分類されます。

それぞれの特長を見ていきましょう。

「単焦点レンズ」の特長

撮影できる距離が決まっているレンズが
「単焦点レンズ」です。

焦点が一つだけだから、“単”焦点。

ズームすることができませんから、
撮影者自身が動いてベストアングルを
探す必要があります。
自分が動かなければいけない、というと
不便に聞こえるかもしれませんが、
ボケ味の美しさや、F値が小さいレンズなら
暗い場所でも光を取り込めるなど
利点はたくさんあります。

ズームレンズを使っていても、
ベストアングルを探すためには
自分の足を使う必要があります。

一眼レフカメラらしい、
背景をぐっとぼかした写真や
夜景写真を楽しむことができます。

「ズームレンズ」の特長

ズームレンズは、
名前の通りズームすることができます。

「ズーム」の言葉の意味は、
ズームレンズを用いて被写体の像を
拡大したり、縮小したりする操作
のことです。

写したい被写体との距離に合わせて、
自由にズームすることができます。
さまざまな状況に対応できる便利さがあります。

スマホでズーム撮影をすると
画質が落ちてしまいますが、
一眼レフのズームレンズだと
画質が落ちる心配がありません。

ズームレンズの場合は、表示方法が異なります。
18-55㎜のように表示されます。
この場合は、18㎜と55㎜の範囲の焦点距離で
撮影できるズームレンズであることを示しています。
標準ズームレンズ側面
標準ズームレンズのレンズ面
ズームレンズの種類によって、○○-●●の数値も変化します。

豆知識:光学ズームとデジタルズーム

光学ズームデジタルズーム

ズームという言葉は同じですが、
ズーム撮影をするための仕組みが異なります。

画質が落ちるズームと
画質が落ちないズーム。
なぜ画質に影響がでるのか、
その仕組みを見ていきましょう。

光学ズーム(デジタル一眼レフカメラ)

光学ズームは、
レンズの焦点距離を変化させることによって
拡大・縮小して撮影しています。
レンズの焦点距離を長くしたり、短くしたりするので、
画質が落ちることはありません。

デジタルズーム(スマホなど)

デジタルズームは、
レンズそのものを動かすことはできません
写った画像の一部を拡大して
被写体の大きさを変えています。
撮影データの一部を拡大する処理を
しなければならないので
画素数が減るために画質が劣化します。

望遠とズームって一緒の意味なの?

結論から言いましょう。

望遠とズームは、違う意味です。

私もカメラ初心者の頃は勘違いしていました。
このページのおさらいも兼ねて、
一緒に見ていきましょう。

ズームレンズとは、
焦点距離が変えられるレンズのことでしたね。
望遠レンズは、焦点距離が長いレンズのことでしたね。

例えば、
10-20㎜のズームレンズがあります。
焦点距離が10-20㎜と短いです。
焦点距離が短い、ということは
広角レンズです。
これは広角のズームレンズです。
ズームレンズですが、
遠くのものを大きく写すことはできません。

もう一つ例を出します。
300㎜の単焦点レンズがあります。
焦点距離は300㎜と長いので、
望遠レンズですね。
単焦点なので、
焦点距離を変えることはできません。
ズームすることはできませんが、
遠くのものを大きく写すことができます。

カメラ用語は用語の数自体も多いですし、
なんとなく、で覚えている言葉もあるかもしれません。
意味をきちんを理解できていると、
取扱説明書やネットの記事を見ても、
ちゃんと頭に入ってきます。

少しずつでもわかることが増えると
写真がどんどん楽しくなりますよ。

どう使い分けるといいの?

「レンズの違いはわかったけど、どう活かせばいいの?」

それぞれのレンズの得意分野を見ていきましょう。

ボケの美しさとレンズ自体の明るさを活かそう

カフェのスイーツにピントを合わせて、
背景のおしゃれな雑貨はぐっとぼかして撮る。
雑誌やカフェの広告になりそうな写真が撮りたいなら、
F値の小さい単焦点レンズがおすすめです。

ピントが合ったところはクッキリと際立ち、
他の部分はふわりとボケて
一眼レフならではの写真が楽しめます。

レンズ一つで広角・望遠の表現ができる

お散歩中の道端のお花、きれいな夕焼け、
会社や地域のイベントでのスナップ撮影。
遠くのモノや近くのモノを状況に応じて
アクティブに撮りたい場合はズームレンズが向いています。
レンズ交換をする際は、
レンズマウントや接点にほこりなどが
入らないように注意をしなければいけません。

そのスキに、
楽しい瞬間が過ぎ去ってしまうかも!

ズームレンズなら、
レンズ交換をしなくても
ズーム機能で拡大・縮小ができるので、
シャッターチャンスを逃しません。

「マクロレンズ」

例えばの話ですが、
目の前に指を出してずーっと顔に近づけていきます。
ある程度は目で追えますが、
そのうち目の焦点が合わなくなってしまいますよね。
被写体が近すぎると、
人間の目はピントを合わせることができなくなります。
レンズもこれと同じで、
ピントを合わせられる距離が決まっているのです。

見慣れた景色がまったく違う世界に変わる

「マクロレンズ」というレンズがあります。
言葉自体は聞いたことがある方もいると思います。
マクロレンズは、通常のレンズよりも
撮りたい被写体に思いっきり近づくことができます。

肉眼で見るよりも、被写体の質感・色を
細かく撮影することができます。
虫眼鏡で見るような感じで、
花の花弁や雄しべ・雌しべの様子、
虫の触覚の動きなどを撮影することができます。

自分にはどんなレンズが合っているんだろう??

『このページを読んで、レンズの種類や特長はわかった。
自分に合ったレンズはどれなんだろう?
一眼レフは決して安い買い物ではないから、絶対失敗したくない!』

お気持ち、よおぉーーーくわかります!
品質の良いものを、大事に長く使いたい。

自分が撮影したいモノは何か?

それをまず確認しましょう。

あなたが撮りたいモノは?

『あー、今カメラがあったらシャッター切ってるのになぁー』

あなたの心を揺さぶるモノは、
いつどこに潜んでいるのでしょう。

“何が撮りたいか”

これ、かなり大事ですよ!

日常の風景、道端に咲くお花、お料理、
カフェのスイーツ、かわいいペット

お散歩中目に留まった花壇のお花、
気合いを入れて作ったお料理、
お誕生日会やホームパーティ、
お気に入りのカフェの
スイーツやコーヒー・・・

何気ない日常生活の中にも
シャッターチャンスはたくさんあります。
広角~標準ズームレンズで、
カメラを片手に散策するのも良いですね。

お子様の運動会、遊園地で遊ぶ姿

お子様の運動会や、遊園地に行って
遊具で遊ぶお子様を撮る場合は、
被写体であるお子様と撮影者との間に
距離があると思われます。
標準~望遠ズームレンズなら、
距離がある場所からでも
お子様の表情やがんばる姿を
バッチリおさえることができます。

最初はキットレンズからでも写真を楽しめます!

私が今使っているデジタル一眼レフカメラは、
Canon EOS 80D というカメラです。
キットレンズ2本がついているものです。
キットレンズは、18-55㎜と55-250㎜です。
CANON EOS 80D
18-55㎜のレンズは
普段使いにちょうど良く、かなり大活躍しています。
55-250㎜は、きれいな月がでたり、面白い雲がでた時、
ノラ猫に警戒されずにアップで撮るときに重宝しています。

良いレンズを買おうと思うと、
その分お金も必要になります。
趣味で
生活を破綻させてしまうことがあってはいけません。

ですが、良い趣味は心を豊かにしてくれます。

私は、カメラを持ったことで、
何気ない幸せを見つける感度が高くなったと思っています。

このページが、あなたのお役に立てたならとても嬉しいです。

カメラ用語「SS」って何ですか?

カメラ用語「SS」って何ですか?

SSって、何て読むの?

シャッタースピード」と読みます。

カメラのメーカーによっては、
“Tv”タイムバリュー(時間量という意味)と
表記されることもあります。

Tvの表示

シャッタースピードって何なの?

1枚の写真を撮影するときにかかる時間です。
シャッターボタンを押して、シャッター幕が開いて、
カメラ内部のイメージセンサーに
光が入る時間のことをいいます。
一眼レフ内部構造

一眼レフ内部構造、撮影時の状態

 

一般的には、
イメージセンサーにたくさん光が届くと、明るい写真になり、
イメージセンサーに届く光が少ないと、暗い写真になります。

シャッタースピードと光の量

 

シャッタースピードは、
…2″、1″、…1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、…
このように表記されます。

カメラによっては、分母のみで表記されることもあります。

1/250は、1秒間の250分の1ということなので、
シャッタースピードは速いことになります。
2″の後ろにくっついている『″』は『秒』を表します。
2″は、2秒なので遅いですね。
三脚を使わないと手持ちではブレてしまいます

シャッタースピードを変えるとどうなるの?

シャッタースピードが速いと、
光がイメージセンサーにあたる時間は短くなります。
シャッタースピードが遅いと、
光がイメージセンサーにあたる時間は長くなります。

SSを変えた場合の明るさの変化

 

シャッタースピードを変えると、
動きのある被写体の写り方を変えることができます。

速いシャッタースピードだと、
動きのある被写体をブレなく写すことができます。
手ブレを軽減することもできます。

遅いシャッタースピードだと、
被写体の動きそのもの(水の流れなど)を
撮ることができます。

ただ、シャッタースピードが遅いと、
シャッターが開いている間に
カメラがブレたり
被写体が動く
被写体ブレが起こるリスクが高くなります。

手持ち撮影で手ブレしないシャッタースピードとは??

「手ブレせずに撮影できる
シャッタースピードの目安ってないの?」

目安があると、

「撮影した後に確認したら
ほとんどブレてて写真が使えない!」

なんてことが防げますね。

※センサーサイズには種類があって、
フルサイズとAPS-Cで目安は異なります。

フルサイズとAPS-Cとは?

センサーサイズ比較図

センサーサイズの大きさの違いを図で表してみました。

一番左下の“1/2.3型”は、
一般的なスマートフォンに内蔵されている
センサーサイズの中でも比較的大きい方です。

APS-Cの面積は、1/2.3型の約13倍に、
35mmフルサイズなら、約30倍になります。

フォーサーズは、ミラーレス一眼レフや
コンパクトデジタルカメラ(略してコンデジ)に
内蔵されています。

センサーサイズの大きさの違いは
写真の仕上がりにも大きく影響します!

イメージセンサーの面積が大きいと・・・
1)より広い範囲が写せる
2)ボケの量が多くなる
3)色のグラデーションや明暗といった階調表現が優れている
4)光をたくさん取り込めるので、暗所でもキレイな写真が撮れる
といった特長があります。

フルサイズの場合の目安

焦点距離分の1」のシャッタースピードが
動かない被写体をブレずに撮影できる目安になります。

動く被写体を撮る場合は、その動きより速くないと
ブレてしまいますのでご注意ください。

50mmのレンズなら、
1/50よりも速く設定するとよいでしょう。

ズームレンズで、
「55-250mm」と表示されている場合は
そのレンズの焦点距離は、
両端の数字で表されることになります。

APS-Cの場合の目安

APS-Cの場合、焦点距離が1.5倍に拡大されます。

(焦点距離×1.5)分の1」が目安になります。

50mmだったら、50×1.5=75
1/75よりも遅いと手ブレするリスクがある、
ということになります。

動く被写体の場合は、
その動きよりも速いシャッタースピードにしましょう。

※「焦点距離」とは??
焦点距離とは、ピントを合わせた時の、
レンズの中心からイメージセンサーまでの距離のことです。
焦点距離の図

 

焦点距離が短いとブレにくいの?

先程の計算式にあてはめてみると、
ブレないシャッタースピードの目安は
50mmの標準レンズだと、1/50
24mmの広角レンズだと、1/24
200mmの望遠レンズだと、1/200
となります。

1/24と1/200だと、
かなりの開きがありますね。

この目安1/24ギリギリの
シャッタースピードで撮ると
ブレずに撮れているように見えても
拡大してみると、ブレていることがあります。

広角レンズは広い範囲が写るので、
「ブレにくい」のではなく
ブレが小さく写るので目立ちにくい」のです。

目安のシャッタースピードよりも、
速めのシャッタースピードで撮ることをオススメします。

望遠レンズは画角が狭い(写る範囲が小さい)ので
少しのブレがかなり目立ちます

その時点で失敗写真になる確率が高いです。

望遠レンズ自体が長くて重量があるので
手持ちで支えるのも大変な時があります。
望遠レンズで撮影するときは
できるだけ三脚を使うことをオススメします。
画角の比較図

 

どうやって調節するの?

カメラ上部のモードダイヤルを
“Tv”に合わせて(下の写真の赤枠内)、

Tvの表示
メイン電子ダイヤルを回して(下の写真の上の赤枠内)、
シャッタースピードを設定します(下の写真の下の赤枠内)。

Tvの設定
この操作で、
シャッタースピード優先モードに
設定されました。

他の撮影モードについて補足

P(プログラムオート)の場合
シャッターボタンを押すと、
カメラが自動シャッタースピード絞りを決めてくれます。

Av(絞り優先オート)の場合
絞りは撮影者が決定します。
シャッターボタンを押すと
自動シャッタースピードが決められます。

SSもしくはTv(シャッタースピード優先オート)の場合
シャッタースピードは撮影者が決定します。
シャッターボタンを押すと
自動絞りが決められます。

M(マニュアル)の場合
絞りとシャッタースピードは撮影者が決定します。

シャッタースピードの決め方

「シャッタースピードをどのくらいにするか」
について悩んだときは
どのような被写体をどんな風に撮りたいか、
考えてみましょう。

まず、手ブレは厳禁です!
手ブレしないことは
大前提として話を進めていきます。

a)被写体について
被写体は何ですか?
その被写体は動きますか?
動くならどのくらいの速さで動きますか?

b)三脚の使用
三脚は使いますか?
三脚が使用できる場所ですか?

c)撮影時の明るさ
日中で明るいですか?
夕方や夜で暗いですか?
日中だけど暗い室内ですか?

d)どんな風に撮りたいか
(い)瞬間を切り取りたい?
(ろ)動きそのものを撮りたい?
(は)背景をぼかして撮りたい?
(に)遠景までクッキリ写したい?
※(は)(に)を撮りたい場合は、
Av絞り優先が適しています

例えば、私がネコを撮りたいとします。
「なぜ唐突にネコ?」と思われた方。
私がネコ好きなだけです、すみません・・・

先程の設問に答えてみましょう。

a)被写体は何ですか?→ネコ

動きますか?→動かない時と動くときあり

どのくらいの速さで動く?
→じっとしているとき、
ゆっくり歩くとき、
俊敏に走るときもある

b)三脚の使用

ネコの動きを追いたいので使わない

c)撮影時の明るさ

日中で明るい

d)どんなふうに撮りたい?

のんびりしているネコの様子を撮りたい

シャッタスピード優先モード(1/250秒)で撮影
F値、ISO感度はオートで撮影。
①1/250秒、f/6.3、ISO1000、55mm
②1/250秒、f/6.3、ISO1000、55mm
③1/250秒、f/4、ISO500、18mm
④1/250秒、f/4.5、ISO1250、32mm

こちらは先程の設問をもとに
実際にネコを撮影した写真です。

①と②の写真を見ると、地面が濡れています。
雨は上がっていましたが、薄曇りでした。
肉眼では
「まあ、割と明るい方かな?」と思っていました。

しかし、
オートに設定していたISO感度は
ISO500~1250となっているので、
カメラは
「今日は暗いなあ、ISO感度上げておこう」
と判断したようです。

②と③では、ネコは私を怖がる風でもなく
ゆっくりと近づいてきます。

③は、ネコの頭が少しボケてしまい、
お尻付近にピントが合ってしまいました。
シャッタースピードは速めにしていたつもりですが
こんなことも起こります(> <;;)

④悠然と引き返していく後ろ姿。
このきまぐれさが、ネコ好きにはたまりません‼

こんな感じになります。
ご自分が撮りたいものは何か、
どんな風に撮りたいか、改めて考えてみると
適切なシャッタースピードがわかってきます。

速いシャッタースピードが適しているとき

速いシャッタースピードが適しているシーンをまとめてみました。

カメラをお持ちの方は実際にシャッターを切ってみて、
写真の仕上がりを確認しながら撮影してみてください。

・被写体が動くとき、動きが速いとき
・明るい場所で撮るとき
晴れている屋外
曇りで明るい屋外
明るい室内
・動きの「瞬間」を撮りたいとき
噴水や川の流れの水しぶき
お子様の笑顔の瞬間
・活発に動くお子様やペット
・ジャンプした写真

高速シャッターは瞬間を切り取る
シャッタースピードが
速くなればなるほど写真は暗くなる

遅いシャッタースピードが適しているとき

遅いシャッタースピードが適しているシーンをまとめてみました。

シャッタースピードが遅くなると、手ブレのリスクが出てきます。
三脚が使える場所であれば、極力使うようにしましょう。

・暗い条件で撮りたいとき
どんどん日が落ちる夕暮れ、
花火、夜景、星空など
・三脚が使える場所で撮るとき
・光の軌跡を撮りたいとき
車のヘッドライト
テールランプなど
・「動きそのもの」を撮りたいとき
噴水や川の流れ

低速シャッターは動きを撮る
遅くしすぎると
被写体ブレや手ブレになる危険性あり

まとめ

同じ被写体でも、
シャッタースピードを変えると
表現方法をガラッと変えることができます。

シャッタースピードが理解できると、
場面や光の条件に合わせた撮り方や、
自分が撮りたい写真を撮れるようになります。

カメラ・写真がもっともっと好きになりますよ!

くれぐれも、
手ブレだけは注意してくださいね。

▲トップへ戻る